Becoming T. rex
Science Perspectives, 16 October 2009
→恐竜ティラノサウルスの祖先(白亜紀前期)は小型(体重比で約100分の1)だった。Scienceに論文。
Fantastic Fixers
Science Perspectives, 16 October 2009
Chemical Imaging Of Deep-sea Microorganisms May Help Explain Lingering Nitrogen Mystery
ScienceDaily (Oct. 17, 2009)
→嫌気的メタン酸化アーキアと硫酸還元バクテリアのコンソーシアムをFISH-SIMSで分析すると、窒素固定を行っていることが分かった。Scienceに論文。
最先端研究プログラムさらに500億円減額
Science Portal, 2009年10月16日
→文部科学省補正見直しでは、関係ありそうなところは他にも「来年度以降の若手研究者海外派遣事業」「海洋資源探査技術の開発体制の整備」などが、執行停止。「海洋資源~」は、JAMSTECのプログラムだから、周りにも影響ありそう。
来年度科研費、二種目の新規募集課題の公募を停止
スラッシュドット・ジャパン, 2009年10月16日
→「新学術領域研究 (研究課題提案型)」と「若手研究(S)」の新規募集課題の公募を停止。最先端研究開発支援プログラムの代償か? 特に若手Sは「500億円を若手・女性研究者に分配」の代わりの停止に思えてしまう。今年限りの停止なのか、それとも来年度以降も停止が続くのか…?
Giant Impact Near India -- Not Mexico -- May Have Doomed Dinosaurs
ScienceDaily (Oct. 15, 2009)
→インドにある直径40kmの巨大クレーター(本当なら地球最大)を作った隕石衝突が、6500万年前に恐竜を滅ぼしたのかもしれない。今年にクレーター中央を掘削して、衝撃で形成される鉱物など、隕石衝突の証拠を探すらしい。GSAで発表。
Ocean science goes deep
Nature News, 14 October 2009
→アメリカの深海底観測ネットワーク(OOI)の話。5年半の総工費が3.85億ドルで、維持管理費が年o.3-0.5億ドルの巨大プロジェクト。日本のDONETみたいな感じか。
Vote Likely on $172 Million Cut From NOAA Budget
Science Incider, October 13, 2009
→NOAA(アメリカ海洋大気局)の予算が、1.72億ドル削減されそうらしい。あまり人ごとじゃないぞ。。。
North America comet theory questioned
Natue News, 12 October 2009
→「ヤンガードライアスの原因は、北アメリカに彗星が衝突したから」という学説を否定する論文が、PNASに掲載。
Banded Rocks Reveal Early Earth Conditions, Changes
ScienceDaily (Oct. 12, 2009)
→縞状鉄鉱床(BIFs)の形成は、海洋底熱水活動のダイナミクスが原因らしい。岩石圏→水圏→大気圏→生物圏と影響が連鎖していた? Nature Geoscience電子版に論文。