2009年12月15日火曜日

科学ニュース(091207-091213)

Earth's Atmosphere Came from Outer Space, Scientists Find
ScienceDaily (Dec. 11, 2009)
→地球の揮発ガス成分をもたらしたのは、火山活動ではなく、後期重爆撃期に降り注いだ隕石だったらしい。火山ガスの希ガス(クリプトン)同位体組成から分かった。Scienceに論文。

Introns Nonsense DNA May Be More Important to Evolution of Genomes Than Thought
ScienceDaily (Dec. 10, 2009)
→不要なDNAと思われていたイントロンが、実はゲノム進化に重要らしい。ミジンコのゲノム解析から分かった。Scienceに論文。

Studying Hair of Ancient Peruvians Answers Questions About Stress
ScienceDaily (Dec. 9, 2009)
→6-16世紀のペルー人の遺髪を化学分析したところ、cortisolなるストレスホルモンが見つかり、ストレスにさらされていたことが分かった。そんなん残るんだなぁ…。Journal of Archaeological Scienceに論文。

Tipping Elements in the Earth System: How Stable Is the Contemporary Environment?
ScienceDaily (Dec. 8, 2009)
→地球システムのうち、人間活動によって閾値を越えて急変しようとしている構成要素(tipping elements)についての特集が、Proceedings of the National Academy of Scienceで組まれた。

Life on Mars Theory Boosted by New Methane Study
ScienceDaily (Dec. 8, 2009)
→火星大気のメタンの供給源は大きな謎だが、実験と計算によると、火星に降り注ぐ隕石由来ではなさそうらしい。火山噴火由来は既に否定されているので、火星土壌に住む微生物由来か、火山活動と水の相互作用による無機的生成のどちらかに可能性が絞られたらしい。Earth and Planetary Science Lettersに論文。

Absence of Evidence for a Meteorite Impact Event 13,000 Years Ago
ScienceDaily (Dec. 7, 2009)
→1万3千年前に急激な寒冷化が起きたYounger Dryasでは、隕石衝突は結局無かったらしい。Proceedings of the National Academy of Scienceに論文。

Earth More Sensitive to Carbon Dioxide Than Previously Thought
ScienceDaily (Dec. 7, 2009)
→大気中二酸化炭素に対する地球の気候感度は、長期では従来の推定より30-50%高いらしい。Plioceneの数値モデル計算とプロキシデータから推定した。Nature Geoscience電子版に論文。

How Dinoflagellates Protect Themselves During Photosynthesis
ScienceDaily (Nov. 30, 2009)
→渦鞭毛藻はperidininなるカロテノイド色素を使って、光合成の際の酸化ダメージを防いでいるらしい。クロロフィル、peridinin、他のカロテノイドの酵素内での配置構造が明らかになった。Proceedings of the National Academy of Scienceに論文。

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